MacBook Proのフリーズ原因はこれだった?実際に改善するまでの記録【解決編】

Macがフリーズ_解決編

調査編では、MacBook Proが突然フリーズする症状について調査し、クラッシュレポートに毎回記録されていた

  • WindowServer
  • WATCHDOG
  • HIDEvents

という3つのキーワードから、入力デバイス周辺が関係している可能性にたどり着きました。
しかし、この時点では、まだ決定的な原因は分かっていませんでした。

そこで、入力デバイス本体だけでなく、それらを制御するソフトウェアも含めて見直してみることにしました。
すると、あるソフトウェアをアンインストールした日を境に、あれほど頻繁に発生していたフリーズが起きなくなったのです。

この記事では、そのとき実際に行った対策と、その後の経過について紹介します。

※原因を調査・切り分けた過程については、以下の記事で詳しく紹介しています。


目次

入力デバイス関連ソフトウェアを見直す

クラッシュレポートに記録されていた「HIDEvents」というキーワードから、入力デバイス周辺に問題があるのではないかと考えるようになりました。
もちろん、マウスやトラックパッド自体が故障している可能性もあります。

ただし、複数の入力デバイスで同時に操作できなくなる症状だったため、機器単体の故障だけでは説明しにくいようにも感じました。
そこで気になったのが、入力デバイスを制御する常駐ソフトウェアの存在です。

当時使用していた主なソフトウェアは次のとおりです。

  • KensingtonWorks
  • BetterTouchTool
  • Karabiner-Elements

どれも長期間使用しており、それまで大きな問題はありませんでした。
それでも、クラッシュレポートを何度も見返しているうちに、

「入力デバイスの動作や設定に関わるソフトウェアが影響している可能性もあるのではないか」

と思うようになりました。

KensingtonWorksをアンインストールしたらフリーズが改善した

いくつかあるソフトウェアの中で、最初に試したのがKensingtonWorksです。

Kensington製のトラックボールやマウスの設定を変更するためのソフトウェアで、普段から使用していました。
もちろん、この時点では確信があったわけではありません。

ただ、クラッシュレポートの内容や発生していた症状を考えると、

「もしかすると、これが関係しているのかもしれない」

という感覚がありました。

そこで、思い切ってKensingtonWorksをアンインストールし、代わりにSteerMouseで設定し直しました。
設定をやり直す手間はありましたが、原因を切り分けるためには試してみる価値があると考えたからです。

フリーズが起きなくなった

アンインストールしたその日から、いつもならどこかで発生していたフリーズが起きませんでした。

最初は偶然だと思いました。
これまで何度も、
「今日はたまたま起きなかっただけかもしれない」
という日があったからです。

しかし、翌日も、その翌日も発生しません。
普段どおりにSafariやChromeを使い、ブログを書き、音楽を流しながら作業していても、以前のようなフリーズは発生しませんでした。

「もしかすると、本当に改善したのかもしれない。」

そう思うようになったのは、この頃からでした。

約3か月経っても再発しなかった

その後も、MacBook Proは毎日普通に使い続けました。

ブログの執筆やWebブラウジングはもちろん、ブラウザで多数のタブを開くなど、これまでフリーズが発生していたときと同じような使い方も続けていました。
それでも、症状は再発しませんでした。

調査編で紹介したような、

  • カーソルが止まる
  • キーボードが反応しない
  • ログイン画面へ戻される

といった症状は、一度も発生しなくなりました。

もちろん、Appleが「KensingtonWorksに問題があります」と公表しているわけではありません。
そのため、すべての環境で同じ結果になるとは限りません。

それでも、

私の環境では、KensingtonWorksをアンインストールしてから約3か月間、一度も同じフリーズは発生していません。

ここまで症状が改善したことで、少なくとも私の環境では、KensingtonWorksが関係していた可能性が高いと考えています。

同じ症状で困っている方へ

もし、次のような症状で悩んでいるのであれば、

  • Macが突然フリーズする
  • カーソルやキーボードが反応しなくなる
  • 音楽は流れ続けている
  • クラッシュレポートに「WindowServer」「WATCHDOG」「HIDEvents」と記録されている

入力デバイスだけでなく、入力デバイス関連の常駐ソフトウェアも一度確認してみることをおすすめします。

特に、KensingtonWorksのように入力デバイスの動作や設定に関わるソフトウェアを利用している場合は、一時的にアンインストールしたり、別のソフトへ変更したりして症状が変わるか確認する価値はあると思います。

もちろん、原因は環境によって異なるため、必ず改善するとは言えません。

しかし、同じような症状で原因が分からず困っている方にとって、一つの切り分け方法として参考になれば幸いです。

まとめ

今回のフリーズは、SafariやChrome、外部モニター、メモリ不足、SSD、macOSなど、思いつく限りの原因を一つずつ切り分けても解決しませんでした。

最終的には、クラッシュレポートに記録されていた「WindowServer」「WATCHDOG」「HIDEvents」から入力デバイス周辺に着目したことが、解決へのきっかけになりました。

そして、KensingtonWorksをアンインストールしてSteerMouseへ移行してからは、約3か月間、同じ症状は一度も再発していません。

もちろん、これだけで原因を断定することはできません。
それでも、私の環境では大きな改善が見られたことは事実です。

同じ症状で悩んでいる方は、入力デバイス本体だけでなく、KensingtonWorksのような入力デバイス関連ソフトウェアも含めて、一つずつ原因を切り分けてみることをおすすめします。

この記事が、原因究明の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

ギターを弾き始めて30年以上、Mac使用歴20年以上。
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