HX STOMP XL:おすすめのアンシミュ/マルチエフェクター!

HX STOMP XL

あの緑のディレイで有名になったメーカー「LINE6」
私も大好きなメーカーなのですが、その中でも私が今メインで使用している、「HX STOMP XL」についての紹介です!

私のメインの使い方は、スタジオ/ライブでのアンシミュ+マルチエフェクターとして。
ほぼこれ1台で全てを賄っています!

この記事で分かること
  • LINE6「HX STOMP / HX STOMP XL」とは何か?
  • LINE6「HX STOMP / HX STOMP XL」で出来ること
  • LINE6「HX STOMP / HX STOMP XL」のメリット/デメリット
  • 筆者の使用方法
  • LINE6 HXシリーズについて
目次

HX Stomp XL

改めて、今回の記事はLINE6の「HX STOMP XL」のお話し。

私は昔からエフェクターをはじめとする機材が好きで、色々使ってきました。

「HX STOMP XL」を導入するまではコンパクトエフェクターを中心に、エフェクターボードを2つ使ってたくさん並べていたんだけど、この「HX STOMP XL」を使い始めてからは基本的にこれだけになりました!

HX STOMP XLとは?

「HX STOMP XL」はアンプシミュレータ+マルチエフェクターといった感じの機材。

マルチエフェクターとしては、歪みから空間系まで幅広くカバーしていて、基本的な音作りはこれ一台で可能です。

これまでLINE6が出してきたDL4などのエフェクターを含め、新たなエフェクターのモデリング、LINE6オリジナルのエフェクターなど、数多くのエフェクターが使用可能です。

また、アンプシミュレーターとしても、数多くのアンプのモデリングが搭載されており、LINE6オリジナルのアンプも搭載されています。

それらの各エフェクター/アンプのモデリングは、上位機種のHelixシリーズと同じモデリングが搭載されています!
つまり、出音としてはLINE6最上位のモデルと(理論上)同じ音になります。

ハードウェア的な性能で言うと、DSP(PCでいうCPUみたいなもの)の数が異なっています。
HXシリーズはDSPが1つ。Helixは2つ搭載されています。
これにより同時に使えるエフェクト数が異なり、Helixシリーズは32個、HXシリーズは8個という違いがあります。

とはいえ、大量のエフェクターを同時に使うとかでなければHXシリーズでも十分かなと。
私は一度に大量のエフェクターを使うことはないので十分事足りています。

「HX STOMP / HX STOMP XL」の基本的な使い方

基本的な使い方として、アンプシミュレーターを使うかどうかで2パターンあります。

マルチエフェクターとして使用する場合

・ギターとアンプの間にHX STOMPを繋いで使用する

 ◆ギター → HX STOMP → アンプ
 ※スタジオでアンプ実機を使っての使用を想定。

 HX STOMPのエフェクターを8個並べて使用することができます。
 8個あれば、

 ①ワウ → ②コンプ → ③ブースター → ④歪み1 → ⑤歪み2 → ⑥コーラス → ⑦フランジャー → ⑧ディレイ

 というように、結構贅沢な使い方が出来ますね。

アンプシミュレーターとして使用する場合

・HX STOMPをアンプシミュレーターとして使用する場合(一例です)

 ◆ギター → HX STOMP
 ※自宅で使う場合を想定

 HX STOMPのアンプとエフェクター合わせて8個使用することができます。

 ①ワウ → ②コンプ → ③ブースター → ④歪み → ⑤コーラス → ⑥フランジャー → ⑦ディレイ → ⑧アンプ(AMP + キャビ)

 ヘッドホンを繋げば家でアンプを使用した時のようなサウンドが楽しめます!

いずれの場合も注意点として、使用するアンプやエフェクターがデジタルとかで容量を使うものを含む場合は8個繋げない場合があります。
※ワーミーとかデジタルディレイなど。

HX STOMP XLのメリット/デメリット

メリット
デメリット
  • 豊富なエフェクター/アンプ
  • エフェクター/アンプの接続順が自由
  • 物理アンプのセンドリターンを使用した接続も可能
  • 操作性がシンプルで分かりやすい
  • 上位のHelixと同等の音質
  • PCと接続してエディタでの編集も可能
  • DSPの制約により使用できるエフェクターが最大8個
  • LINE6のモデリングが好みじゃないと音作りが難しい
  • スナップショットが4つ(STOMPは3つ)

正直あんまりデメリットは無いかなと。
音の好みが合わないとかであればもうしょうがないかなと思いますし。
個人的には全然不満なく使えています!

導入のきっかけ

導入のきっかけはアップデートにより「Diezel VH4」のモデリングが追加されたから!

前回記事にしたMUSEをはじめ好きなギタリストが使ってることが多く、ずっと使ってみたくて、Diezelをイメージした音が出るようなコンパクトエフェクターなんかを使ってたこともあったんだけど、アンプモデリングは中々なくて。

「HXシリーズ/Helixシリーズ」も最初は無かったんだけど、アップデートで追加されました。
それを目ざとく見つけて笑
アップデートでアンプやエフェクターが追加されていくのもデジタルの良いところですね。

また、これまでは「やっぱり歪みはアナログ!」とか思ってたんだけど、使ってみたら全然問題無いです。
デジタルっぽさとかは今まで特に感じたことないかな。

私の使い方

私がどのように使っているかというと、自宅でPCに繋いで使う場合とスタジオでアンプに繋いで使う場合で違うのですが、それぞれについて記載します。

自宅で使用する場合

ギター → HX STOMP XL → Macbook Pro

という流れで繋ぎます。
Macbook ProはGaragebandを使用しています。
HX STOMP XLはAMP(プリアンプ+パワーアンプ)ブロックを使用し、その前後にエフェクターを繋ぎ、最後にスピーカーを設定して使用しています。
例を書くと…

ブースター → AMP → ディレイ → スピーカー

という感じです。
こんな感じで自宅で音を作ってスタジオに持って行って微調整する、という感じですね。
※スタジオのアンプ実機に繋ぐ際はHX STOMP XLのAMPはプリアンプに変更します

スタジオで使用する場合

ギター → HX STOMP XL → アンプ(リターンに挿します)

HX STOMP XLを導入してから本当にセッティングが楽になりました!
スタジオのセッティング時間が短縮されるのは大事なことですよね。

自宅とスタジオでHX STOMP XLのアンプブロックがAMPとプリアンプで異なるので、音作りもそれなりに変わってきます。
なので、HX STOMP XLのEQはちょこちょこいじりながらセッティングはしています。
慣れてくると、それもそんなに時間は掛からなくなってくると思います。

音作り

具体的な音作りについては、長くなってしまうので今後改めて記事にしていこうと思っています。

さらっと書くと、基本はDiezel直かDiezel+ディレイのことが多いです。
後は必要に応じてブースターや空間系を足す感じです。

HXシリーズ

HXシリーズには他にも、XLじゃない「HX Stomp」が元々あって、こっちはすごくコンパクト!
スイッチが少ないですが、あんまり切り替えることがないならこれで十分な人も多いはず。
あとはアンプのモデリングがない、シンプルなマルチエフェクターの「HX Effects」もあります。

・私が使っているのはスイッチが8個の「HX Stomp XL」
・よりシンプルなセット、足元をシンプルにしたい方は「HX Stomp」
・アンプは実機、エフェクターだけで良いという方は「HX Effects」

というような感じで選べば良いかなと思います!
まずは楽器屋さんで実機を見てみると良いと思います。
どれも思ったよりもコンパクトなので、入れ替えることができたらエフェクターボードがだいぶスッキリすると思います。

後はYouTubeにも動画がたくさん出ているので、そちらも参考になるかと思います!

ということで、長くなったので今回はこの辺で!
定期的に「HX Stomp XL」で使ってるアンプやエフェクターを紹介していこうかなと思ってるので、良かったらこれからもこのブログを見てくださいね!

HX STOMP XL

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この記事を書いた人

ギターを弾き始めて30年以上、Mac使用歴20年以上。
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