今回もLINE6 「HX STOMP XL」のお話し。
HX STOMP XLはエクスプレッションペダルを使って操作が出来ます。
HX STOMPやHX STOMP XLを持っているけど、エクスプレッションペダルは使ってない、という方。
エクスプレッションペダルが一つあればワウやワーミー、ボリュームペダルなど、色々なペダルに早変わりします!
HX STOMP XLは多彩なエフェクトを1台にまとめたマルチエフェクター。
本体だけでも幅広い音作りが可能ですが、エクスプレッションペダルを組み合わせることで、より直感的な操作が可能になります。
使い道がたくさんあるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
- HX STOMP / HX STOMP XLでワウやワーミーを使いたい人!
- HX STOMP / HX STOMP XLを飛び道具的に使いたい人!
- HX STOMP / HX STOMP XLでシンプルにボリュームペダルを使いたい人!
- HX STOMP / HX STOMP XLでエクスプレッションペダルはどれを選べば良いか分からない人!
HX STOMP XLの活用方法についてはこちらもおすすめです!



エクスプレッションペダルの種類と選び方【HX STOMP XL対応】
LINE6純正のペダルとLINE6が公式に対応を謳っているペダルがあります。
それ以外のペダルでも使える場合もありますが、定番のROLANDのエクスプレッションペダルEV-5などの場合、パラメータが0〜100%の間で動作しない、つま先側とかかと側で逆に動作する、など正しい挙動にならないことがあるようです。
相性の問題が結構あるようなので、エクスプレッションペダルを選ぶ際は注意してください!
この後紹介するLINE6のものか、Mission Engineeringのものを選んでおけば間違い無いです!
LINE 6 EX-1 | 純正で安心の定番モデル
まずは私も使用しているLINE6純正のものがコチラ。

※Safari等でリンクが表示されない場合は、「コンテンツブロッカーをオフ」にして再読み込みしてください。
昔からあるLINE6の「EX-1」
こちらは作りがシンプルなプラスチック製。
別のエフェクター用に10年くらい前に買ったので、当時は安かったんですけど…
今はだいぶ値上がりしましたね。。
▶︎購入当時(2012年)と現在価格(2024年時点)
私が購入した2012年当時は、5,990円でした。
2024年現在では約10,000円です。
踏み心地はよくあるペダルって感じです。可もなく不可もなく。
BOSSのエクスプレッションペダル、ボリュームペダルと同等な踏み心地ですね。
特に不満もないので壊れるまで使おうと思います。
Mission Engineering EP1-L6 / SP1-L6H | 操作性重視の高級モデル
もう一つが、Mission Engineeringというメーカーのもので 「EP1-L6」と「SP1-L6H」
SP1-L6Hはスイッチ付きで、ワウやワーミーのON/OFFを足元で切り替え可能。ステージでの操作性が抜群です。
LINE6純正では無いですが、オフィシャルでサポートされているものになります。
この2つの違いは、「EP1-L6」は普通のエクスプレッションペダルで、「SP1-L6H」はスイッチが付いていて、踏み込むとスイッチのON/OFFが出来るようになっています。
ワウとかであるやつですね。
※ちなみに前者はLINE6製品全てで使えますが、後者はHelixとHX STOMP系しかスイッチは使えないようです
このMission Engineeringの製品はCry Babyみたいに作りがしっかりしていそうだけど、高い…
LINE6って基本的に安い(コスパが良い)と思ってるんだけど、エクスプレッションペダルだけはちょっとお高めですね。
私は使用したことがないのですが、踏んだ感じもスムーズなんではないかなと想像できます。
気になる方はこちらからご確認ください!
※Safari等でリンクが表示されない場合は、「コンテンツブロッカーをオフ」にして再読み込みしてください。
HX STOMP XLでのエクスプレッションペダルの使い方
基本的な使い方|ボリューム・ワウ・ワーミーを割り当てる
どちらのペダルも、エクスプレッションペダルとしてHX STOMP XLのエフェクターのパラメータを変更させるのに使います。
一般的には、ボリュームペダル、ワウペダル、ワーミーなどのエフェクターをアサインした場合にエクスプレッションペダルで操作が出来るようになります。
設定は細かく出来て、例えば…
・踏み込んだ場合にMAXにするか0にするかを選べる
→ボリュームペダルで例えると、踏み込んだら最大が普通ですが、踏み込んだら0にする、などができます。
・かかと側に戻した場合に何秒後にオフになるかを設定できる
→ワウで例えると、かかと側に戻した時にすぐにOFFになるのではなく、数秒後にオフにすることで踏み込む→戻すの繰り返しで毎回エフェクトがOFFにならずに綺麗にワウが掛けらたりします。
飛び道具的な使い方|ペダルでエフェクトを自在に変化
その他の面白い使い方としては、上記以外のどのエフェクターのパラメータも変更できること。
例えば、ディレイのディレイタイムをペダルに設定すると、コンパクトのディレイのディレイタイムのつまみを回すようなことがペダルで出来ます。
なので飛び道具的というか、発信みたいなことが出来ます。
あとは歪みエフェクターの歪み量を変更したりとかですね。
筆者の使い方|実際のワーミー設定例と音質の印象
私は主にワーミーのモデリングとして使っています。
本物と比べてもそんなに遜色無いと思います。
ただワーミー自体は飛び道具として使っているので、音質がどうこうというこだわりがないというのもあります。
それよりもあの少し大きめのワーミーがボードからいなくなったり、繋いだ時の音痩せも気にしなくて良かったりと、メリットの方が大きいです。
とはいえ音質も気になるところだと思います。
個人的な感想を書くと、私が持っている初代ワーミーと比べて、かなり近い音が出てると思います。
強いて言うと、やっぱりアナログならではの太さというか、暖かみ、みたいなものは実機のペダルの方があると感じました。
ワウを使う時も同様なのですが、ワウも音が許容範囲なら全然良いと思いますね。
CRY BABYとかであればモデリングで私は十分満足なんですけど、こだわりのワウとかがある人は悩ましいところですね。
こちらも私の持っているCRY BABYの実機と比較すると音の系統はかなり近いですが、アナログ的な太さは実機の方があるかな、という感じでした。
なので、コンパクトさを取るか、音の拘りを取るか。というところです。
まとめ|HX STOMP XLでEX-1を使うメリットと選び方のポイント
HX STOMP XLの表現力を広げたいなら、エクスプレッションペダルは必須アイテムです。
まとめると、エクスプレッションペダルがあれば以下のようなことが出来ます!
- エクスプレッションペダルはLINE6もしくはMission Engineering製のものを選べば間違いなし!
- ワウやワーミー、ボリュームペダルをアサインして、エクスプレッションペダルで操作が可能!
- ペダルで変化させるパラメータをディレイタイムにすることで飛び道具的な使い方も可能!
デジタルならではの使い方として、ペダルのパラメータに色んな設定ができるので、ぜひ皆さんも色々試して個性的な使い方をしてみてください!
いい音が出来たらぜひコメントで教えてください!
購入をご検討の方はこちらからどうぞ!
・LINE6 エクスプレッションペダル EX-1
・Mission Engineering EP1-L6
※Safari等でリンクが表示されない場合は、「コンテンツブロッカーをオフ」にして再読み込みしてください。

コメント